20歳の若者、自宅で「透明の古代文明」を発掘か オーパーツの正体に衝撃走る…
自宅から出土したという謎の機械。その「正体」に驚きの声が寄せられているのだ…。
考古学におけるフィールドワークでは、思いもよらぬ物体が出土するケースも珍しくない。
かつて人々はこれらの物体を用いて何をしたのだろうか…と、大いなる時の流れに想いを馳せるわけだが、以前ツイッター上では自宅より出土した「謎の機械」が大きな話題となっていたのだ。
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■「謎の機械」に思わず…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・M.Jさんが投稿した一件のツイート。
「家から謎の機械が出てきたんだけど何だこれ?」という書き出しから始まる投稿には一枚の写真が添えられており、「SONY」のロゴが記され、液晶画面と複数のボタンを有した透明の小型機械の様子が確認できる。
M.Jさんはさらに「ソニーって書いてあるしプレステっぽい?」とも綴っていたのだ。
■集まれ、アラサー・アラフォー世代
ひと目で何だか分かった、全く分からない、見覚えがあるけれど名前がどうしても思い出せない…などなど、「謎の機械」と称されたこちらの小型機械を見て、各人各様の思いが頭をめぐっていることだろう。
何を隠そうこちらの機械は今から23年前、1999年に当時の「ソニー・コンピュータエンタテインメント」より発売されたPocketStation(ポケットステーション、以下:ポケステ)なる携帯型ゲーム機器。
平成に青春を過ごした人物であれば理解してくれると思うのだが、平成および90年代の歴史はそれ即ち「携帯ゲームの歴史」であった。あのゲームボーイが89年(平成元年)に発売され、96年(平成8年)には今なお大人気を誇るゲームシリーズの元祖『ポケットモンスター赤・緑』がリリース。
同年にはさらにゲームボーイポケットや『たまごっち』が発売となり、97年にはデジモンこと『デジタルモンスター』が、98年には『ポケットピカチュウ』がリリースされ、そんな「携帯ゲーム戦国時代」とも言える激動の90年代を締めくくるが如く発売されたのが、件のポケステなのだ。
こちらは家庭用ゲーム機・PlayStation(以下、プレステ)と連動して遊べる代物で、中でもポケステ用ミニゲームが付属しているソフト『どこでもいっしょ』が高い人気を誇っていた。
また90年代後半はAppleのiMacに代表されるように空前のスケルトンブームが発生しており、言わば「スケルトンカラーの携帯ゲーム機」は、見ただけで世のアラサーおよびアラフォーたちに90年代の「あの頃」のエモい感情を思い出させてくれる起爆剤に他ならないのだ。
実際、件のツイートは投稿から数日で8,000件以上ものRTを記録しており、在りし日を懐かしむ世代、全く馴染みのない世代から様々な声が寄せられている。
なお、ポケステを初めて目にしたデジタルネイティブ世代からは、予想だにしなかった言葉が発せられることに…。