運河に落ちた25キロの愛犬を18時間離さず 生還果たした女性の根性に警察も仰天
救助にあたった警察は、女性の行動に感服した。
犬をつかんだまま、木に必死にしがみつき…。水に浸かった状態でひたすら救助を待ち続けた女性について、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。
■運河で突然のアクシデント
7日、アメリカ・アリゾナ州で暮らす女性が愛犬を連れて仕事に出かけた。場所はユマ郡にある運河のすぐそばだったというが、女性は犬を離し自由に遊ばせてやることにした。
犬は喜び女性の近くを歩きまわっていたが、そのうちに足を滑らせ運河に転落。「大変なことになった」と気づいた女性も運河に入り、犬が流されないよう腕を伸ばし体をつかんだ。
■必死に耐え続けた女性
運河の流れは速かったというが、女性は大きな犬を抱きかかえ近くの木にしがみついた。そのままの姿勢で救助を待ったが誰にも気づいてもらえず、じつに18時間も運河の中で耐え忍んだ。
近くを通った電車の車掌が運河にはまった女性をたまたま目撃し、あわてて通報。すぐに警察官たちが現場に向かい、女性と犬を救う努力を始めた。