傍聴席から数百匹のゴキブリを放った女性を逮捕 裁判所閉鎖のパニックに
裁判の最中に突然、数百匹のゴキブリが…。裁判所は駆除に追われるはめになった。
アメリカ・ニューヨーク州北部の郡庁舎で先週、公訴中に口論が発生。施設内に数百匹のゴキブリを放たれた後、閉鎖されたという。『NBC News』『Washington Post』などの海外メディアが報じた。
■小さな騒ぎに乗じて…
騒動は先週火曜日、州議会議事堂で逮捕された4人の公訴中、オールバニ市裁判所で発生した。
被告の一人が法廷の様子を撮影しようとして止められ、小さな言い争いが発生。騒ぎの最中、大量のゴキブリが施設内に放たれたという。
■後始末のため施設は閉鎖
裁判所の発表によると、ばらまかれたのはプラスチック容器に入れられていた数百匹のゴキブリで、傍聴席にいた34歳の女によって持ち込まれたことが分かっている。
裁判所は大量のゴキブリを駆除する必要に迫られ、施設を燻蒸するために、丸一日閉鎖することを余儀なくされたという。
■無関係の傍聴人による犯行
裁判所の職員によると、傍聴席にいた女は口論や無秩序な行動、物理的な証拠を伴う行政の妨害などの罪で逮捕された。女はその後釈放されたが、彼女に代わって話すことができる弁護士がいるかどうかは、ただちに明らかにはならなかった。
裁判所管理局は声明で「ここで起きた事は擁護や主義に基づく行動ではなく、訴訟を妨害し、損害を与えることを目的とした犯罪行為でした」と述べている。
■いったいどこに隠していた?
このニュースに対してソーシャルネット上では、「気持ち悪い」「なんだってそんなものを…」と、大量のゴキブリを想像してショックを受ける人々が続出した。
また、持ち込んだ女についても「どうやってセキュリティを通過しただろう」「彼女がどこにゴキブリを隠していたのか考えたくない」といった声が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)