ジャスティン・ビーバーが顔面片側麻痺 ラムゼイハント症候群を動画で公表
人気モデルの妻ヘイリー・ビーバーも深刻な病気が続き、心臓の手術を受けたばかりだった。
人気歌手のジャスティン・ビーバー(28)が6月10日、闘病生活に入るとして、インスタグラムに動画を投稿。心配される病状について自ら説明し、ファンから悲痛な声が上がっている。『NYポスト/Page Six』『Tronto CTV News』などが伝えた。
■10万人に1人の稀な病気に
今月7日、インスタグラムを通じて体調不良を公表し、現在開催中のワールド・ツアー『Justice World Tour』のうち、カナダ・トロントほか数ヶ所の公演が延期となることを告知していた歌手のジャスティン・ビーバー。
このほど改めて投稿した動画では、米国で10万人に1人という顔面神経の稀な病気を発症してしまったことを発表し、ファンから悲鳴が上がっている。
■動画で病状を詳しく説明
7日のインスタグラムで、ジャスティンは病状について詳しい説明をしなかった。
だが、2020年夏に開催予定だったコンサートが新型コロナの影響でどんどん延期され、やっと再スタートを迎えただけに、ファンの失望、嘆き、怒りは非常に大きい。
そのあたりを察知したジャスティンは、現地の10日に3分ほどの動画を改めて投稿。顔面右側の神経に麻痺が現れていることを知らせ、病状はとても重く、療養が必要であることへの理解を求めた。
■「顔の右側だけが動かない」
「この通り、右側だけ完全な麻痺があるんだ。瞬きできないし笑えないし、鼻の穴も動かない」と、動画で自ら病状を解説するジャスティン。
ジャスティンに告げられた病名は「ラムゼイハント症候群(Ramsay Hunt syndrome)」だといい、ステロイドやアシクロビルやファムシクロビルなどの抗ウイルス薬による治療とリハビリテーションが予定されるが、完全に元の状態に戻るかは未知だという。
■ラムゼイハント症候群とは
ラムゼイハント症候群は、子供の頃に水ぼうそうにり患して水痘・帯状疱疹ウイルスが脊髄近くの神経節と呼ばれる部分に潜み、なんらかの原因で再び威力をふるうようになって起きる。
ニューヨークのマウントサイナイ病院によれば、ジャスティンのように顔面の片側の動きが失われる患者もいれば、耳や口の中に水疱ができて痛み、耳鳴り、難聴、めまいなどの症状を伴う患者も。残念ながら、難聴と麻痺に半永久的に苦しめられる患者もいるそうだ。
■妻も心臓の手術を受けたばかり
人気モデルの妻ヘイリー・ビーバーは今年3月、一過性脳虚血発作を起こして病院に救急搬送され、脳に血栓が見つかり治療を受けていた。だが、さらなる検査で心臓に12~13mmの穴が開いていることも判明し、それを塞ぐ手術を受けたという。
いつもラブラブでビジネスも絶好調ながら、どうも健康運に恵まれていないこのカップル。応援するファンの心配も募るばかりだ。
■顔面片側に麻痺が現れたジャスティン
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)