コロナ禍のラブホは不倫カップルの花盛り? 探偵とラブホテル評論家に直撃
街から人が消えても満室が目立ったというラブホテル。ラブホテル評論家とプロの探偵に事情を聞いた。
■経営方針によって格差も
コロナ禍で、オトナカップルや不倫の「愛の巣」として繁盛していたというラブホテル。そこにはどんな背景があるのだろうか。
女性メディア・fumumuでも連載中のラブホテル評論家・日向琴子さんは「コロナのピンチをチャンスに変えるため、様々な取り組みをしていました」と話す。清掃や消毒の徹底やスタッフの意識改革、キャンペーンプランなどを打ち出すホテルもあったという。
五輪の外国人観光客を目当てにしていたラブホテルや風俗利用が多いホテルなどはコロナでダメージを受けたが、一般カップルのリピーターを多く抱えるホテルでは、一旦は減っても徐々に盛り返したケースが多かったそうだ。
■感染リスクの低さがニーズ
「コロナからしばらくすると、本当にみんな遊びに行く場所がなくて。そこでみんなが目をつけたのがラブホテル」と日向さん。「基本的にカップルや健康状態を把握したもの同士でおこもりするわけですから、第2の家のような感覚です」というのも納得できる。
「 ラブホテルなら、行けなくなったカラオケも居酒屋も楽しめる。サウナや温泉だって楽しめる。ということで、密にならず、第3者に感染させない、感染する可能性もかなり少ない場所としてニーズがあったということだと思います」と分析した。
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)