キンプリ、冠番組が業界内でも好評で… 着々と近づく「あの5人」の背中
1月から始まったキンプリの冠番組が好評だ。メンバー全員にスポットが当たっていて…。
King&Princeの冠番組『King&Prinnceる。(キンプる)』(日本テレビ系)が始まって半年経った。5人がときに体を張る姿が業界内でも好評だ。それによって、「あの5人」に近づいていて…。
■冠番組が好評
キンプリは2018年にデビュー。メンバーは平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太の5人だ。全員が端正なルックスで、ジャニーズの中でも「王道アイドル」として絶大な人気を誇っている。
『キンプる』は、1月16日から放送されているバラエティ番組。5人がよりかっこよく、面白く成長することをモットーにさまざまなお題に対してときに体を張って挑戦する姿がファンの間で好評だ。
■次の仕事につながる可能性
放送開始当初は日曜の午後2時15分から30分の枠だったが、4月から土曜の午後1時枠に移動し、放送時間も60分に拡大した。ある制作会社関係者は、業界内でもキンプリの冠番組を評価する声は多いと話す。
「平野さんや岸さんが天然ボケを連発し、永瀬さんや神宮寺さんがフォロー、高橋さんはどっちにも振れる…など、メンバーの個性がしっかり出ています。5人それぞれにスポットが当たるこの番組を見たテレビ局のスタッフからは『それなら、今度あの番組に誰々を呼んでもおもしろいのでは?』という声があがっていますよ。何より、バラエティでの経験値が上がるので、オファーにつながるのでしょう」(制作会社関係者)。
■ジャニーズの人気の「法則」
前出の制作会社関係者は、このレギュラー番組による「効果」を指摘する。
「ジャニーズのグループの人気は、レギュラー番組と連動するところがあります。SMAPは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)、TOKIOは『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)、嵐は『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)と『VS嵐』(フジテレビ系)など、それぞれの看板番組になっていました。デビュー当初のキンプリは、平野さん一強のイメージでしたが、冠番組が始まってメンバー間の人気の差が少なくなった印象です」(前出・制作会社関係者)。
■「あの5人グループ」との共通点
冠番組が軌道に乗ってきたことで、「あの先輩グループ」に近づいていて…。
「嵐の人気に迫っていると思いますよ。嵐はメンバー同士の仲が良く、誰がセンターになっても違和感がないという強みがありました。キンプリも5人の和気あいあいとした雰囲気が特徴ですし、それぞれの知名度も上がっています。また、デビュー当初は10~20代と若いファンが多かったのですが、最近は40~50代のファンも増えました。ファン層が広いのは武器になると思いますよ」(前出・制作会社関係者)。
キンプリは「国民的アイドル」への階段を着々と駆け上がっていく──。
・合わせて読みたい→キンプリ、出版社が「表紙争奪戦」で大人気 ”指名”が多いメンバーは…
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)