“超極太眉”女性の切ない心理 薄顔がコンプレックスで「描き過ぎ」に…

女性は他人の評価がやけに気になる一方、眉を描く限度が完全にわからなくなっていた。

2022/06/05 19:30

眉毛・アイブロウ

多くの女性が持つ「もっとキレイになりたい」という心理。それは強い自意識を生み、美しく見える方法を探すきっかけになる。

メイク、プチ整形、さらには本格的な美容整形と人それぞれだが、ときにはやり過ぎてしまい、笑いを誘ってしまうような悲しい失敗例も…。あるインスタグラマーの話題を『Mirror』が伝え、改めて注目を集めている。

【写真】黒のガムテープを貼り付けたような眉


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■驚きの極太眉毛で街を闊歩

海外で「驚きの眉毛の持ち主」といえば、まずはロシア国籍のインスタグラマー、アンジェリカ・プロトディアコノワさん(Anzhelika Protodyakonova)さんの名が挙がる。

彼女が世界中の話題をさらったのは、今からちょうど4年前。黒のガムテープを貼り付けたかのような眉毛で友人と会い、街を闊歩し、そんな写真をインスタグラムに堂々とアップしていたのだ。

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■ゲジ眉写真で人生一変

アンジェリカさんの眉毛が有名になったきっかけは、ロシア連邦に属するサハ共和国のヤクーツクという町でバスに乗った際、彼女の顔を何者かが撮影して写真をSNSで拡散させたこと。

真っ黒の太すぎる眉毛に「ゲジゲジ女」「下手くそなメイク」と多くの人が失笑したが、なんとアンジェリカさんは凹まなかった。元の薄い眉毛にコンプレックスを抱いていた彼女は「これが新しい自分の個性」と感じたそうだ。

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■額にまで眉を描くように

アンジェリカさんは眉毛をさらに強く意識するようになり、気が付くといつしか額まで黒く塗りつぶしていた。「印象のない顔は薄い眉毛のせい」という思い込みを克服するには、それしか方法がなかったという。

大人気のゲームアプリ『アングリーバード(Angry Birds)』の眉を持った女性としてテレビでも紹介され、自意識はますます過剰に。完璧主義で他人の評価が気になる一方、ベストな眉の太さが全くわからないという不安定な心理状態に陥っていたようだ。


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■イメージを刷新

しかしメディア露出も徐々に減り、アンジェリカさんは徐々に冷静になっていった。やがて眉を美しく描く方法を習得し、現在は程よい太さを保っている。

かつては2,000人弱だったインスタグラムのフォロワーが、新しく開設したアカウントでは10 万人を突破。今はごく一般的なファッション系インスタグラマーとして活躍している。世間が「彼女があの奇妙な眉毛の女性だったとは」と驚く様子も、少しばかり楽しんでいるそうだ。

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■友人もドン引きだった奇妙な眉毛