服役中の20歳男が刑務所内でボコボコにされ救急搬送 幼女性的暴行殺人事件で服役中
受刑者はもちろん、看守までが「当然の報いだ」と言っているの情報も。
スコットランドで4年近く前、非力な幼い女の子に性的暴行を働き、口封じのために殺害するという事件を起こしていた若い男。収監されている刑務所でこのほど激しい暴力を受け、病院に救急搬送されていたようだ。『TheSun』『Mirror』などが伝えている。
■6歳女児を強姦して殺害
男は、アーロン・キャンベルという現在20歳の受刑者。まだ高校生だった2018年7月、グラスゴーの郊外となるエイドリーという町で民家に不法侵入し、アリーシャ・マクフェイルちゃんという6歳女児をさらった。
さらに、アリーシャちゃんに性的暴行を働くと殺害し、遺体を廃墟と化したホテルに遺棄したとして逮捕・起訴されていた。
■鍵のかかっていない独房に
事件の裁判は2019年2月に開かれ、有罪判決を受けたキャンペル被告は重い量刑が不服だとして上訴。量刑は24年へと減じられ、40歳での仮釈放の権利を得た後、ポルモント・ヤング・オフェンダーズという若年層向けの刑務所に投獄された。
そして今月1日、問題の傷害事件は食事の際に起きた。キャンベルの独房に鍵がかけられていないことに気づいた1人が入り込み、ベッドに押し倒すと、その顔面を激しく殴りつけたという。
■殴られた勢いで前歯が…
異変に気付いた看守が現場に駆け付けて両者を引き離し、口中が血だらけのキャンベル受刑者を病院に搬送。殴られた衝動で前歯が唇に突き刺さり、貫通していたという。
この傷害事件について、アリーシャちゃんの曽祖父ジョージ・ロクランさん(79)は、「あの男が苦しんだなら嬉しい」「1つだけ残念なのは、私自身がそれをやれなかったこと。とても悔しいです」と感想を述べている。
■来年から成人向け刑務所に
また、刑務所の関係者は『The Sun』の取材に「受刑者はもちろん、看守ですら『当然の報いだ』と言っている。許されるなら殺してやりたいと言う者もいた」と答えている。
裁判では10代半ばだった被告を、判事が「冷酷非道かつ狡猾で、罪を犯しても反省することを知らない、社会にとってきわめて危険な男」と表現したことは、当時も大きく報じられていた。
来年21歳になると、キャンベル受刑者は成人向けの刑務所に移送される。そこでもっと熾烈な暴行を受ける可能性があると見る人は、少なくないようだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)