父親が恋人と連れ子を勝手に結婚式に呼び… 「台無し」と号泣の花嫁に同情の声
空気が読めなかった父親とその交際相手。結婚式を台無しにされた女性に同情の声が集まっている。
一生に一度の晴れ舞台である結婚式。特に女性は、お気に入りのウェディングドレスを身にまとい、最高に美しいと称賛してもらえる機会になるとっておきの1日だ。
そんな大切な日を、実の父親に台無しにされてしまったという女性に世間の同情が集まっていることを、イギリスの『Mirror』などが報じた。
■父親といとこ2人を招待
このほど海外掲示板『Mumsnet』に、ある女性が「結婚式が終わった直後なのですが、泣きながらこれを書いています」と深刻な文面で書き込んだ。
結婚式のために女性とその相手は貯金に励み、新型コロナウイルスのパンデミックに2年間も泣かされながら、やっとの思いで挙式が実現したそうだ。友人も少なく、こじんまりとした式を希望した女性は、父親といとこ2人を招待したという。
■カジュアルな服装に騒がしい子供
しかし当日、父親は交際中の女性と、その子供たち3人を連れて式場に現れた。食事や座席も人数分しか用意しておらず、新郎新婦はもちろん式場のスタッフもパニックになったという。
また父親たちの服装はフォーマルなものとはほど遠く、かなりカジュアルだった。さらに終始騒がしくしている子供たちにはイライラしっぱなしだったという女性だが、「父がショックを受けるかも…と思うと、出て行ってとは言えなかった」と、注意できなかったことをつづっている。
■結婚式のためにハネムーンも我慢
そもそも女性は、父親から交際している女性が存在することすら聞かされていなかった。そのショックもあり、ついに泣き出す事態に。化粧は崩れ、新郎もゲストのいとこも新婦の父親の身勝手さに怒ってしまったという。
せっかくの結婚式は台無しになり、控室に戻った女性は涙ながらに掲示板へ書き込みを行った。そして「結婚式のためハネムーンも我慢したのです」「支えてくれる家族や友達もいません。どうか皆さん、私を少しでも励ましてください」と訴えたのだった。
■愛あるコメントが多数
するとコメント欄には、「つらかったですね。かわいそうに…」と女性を同情し、「最悪な結婚式のことは忘れて、旦那さんと幸せな人生を歩んでください」と元気づける声であふれた。
また「数年後、お父さんに耐えた自分を誇りに思える日がくるはず」「今晩は旦那さんとふたりでバーに行って、パーっと楽しんで!」「今日の残りの時間こそ素晴らしいものでありますように」など、心のこもったコメントも寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)