ホームレス男性に瀕死の重傷負わせた20代男を逮捕 可燃性液体を浴びせて火を…
若い男が思いもよらぬ凶行に…。いったいなぜホームレス男性を狙ったのか。
むしゃくしゃし、腹いせで狙った可能性も…? 長いあいだ路上生活を続けていた高齢者を、若者が襲い悲惨な目に遭わせたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが報じている。
■若い男がホームレスを襲撃
アメリカ・シカゴで路上生活を送っていたジョセフ・ガーディアさん(75)が、5月25日の朝にいきなり若い男(27)に襲われた。男は所持していた可燃性の液体を浴びせ、それに火をつけたのだ。
襲撃から約3分後に近くで働いていた男性がジョセフさんを発見し、消火器で火を消した。ジョセフさんはその後すぐに病院に搬送されたが体表面積の65%に火傷を負っており、予断を許さない状態だ。
ジョセフさんを襲った男は殺人未遂・放火容疑で逮捕されたが、動機については明かさず「腹が立っている」などと話しているという。
■長く路上で暮らした被害者
ジョセフさんは何年もシカゴで路上生活を続け、近隣で暮らす人たちからは「ウォーキング・マン」として知られていた。
しかしホームレスであるために、差別・嫌がらせに苦しんだこともあったようだ。今から6年前にはバッドで殴られ負傷し、病院に搬送されたことがあったと報じられている。