那須川天心、試合の地上波放送を改めて訴え 「日本はまだまだできるはず」
改めて『THE MATCH 2022』の地上波での放送を訴えた那須川天心選手。「人生が変わることもある」と意義を強調する。
格闘家・那須川天心選手が1日、自身の公式インスタグラムを更新。フジテレビが放送を見送った『THE MATCH 2022』について、改めて地上波での放送を訴えた。
■地上波放送が突如中止に
今月19日に東京ドームで開催する同大会では、メインイベントとして、RISE王者の那須川選手とK-1王者の武尊選手による“世紀の一戦”が注目を集めている。
この試合について、当初はフジテレビが地上波で放送する予定にしていたが、きのう5月31日に、「主催者側との契約に至らなかった」として放送中止を発表。那須川選手と武尊選手は、それぞれのツイッターに憤りをうかがわせる投稿をしていた。
■「人生が変わることもある」と訴え
これまでのインスタグラムの投稿をすべて削除していた那須川選手は、この日改めてモノクロの自身の写真を投稿。「たまたまつけたテレビで人生が変わることもあるし、俺は地上波で格闘技を見てキックボクシングを始めた」と振り返った。
この試合を最後に、キックボクシングを引退してボクシングに転向する意向にしており、「最後は絶対にテレビでやらないと恩返しができない。この試合を見て格闘技を始める人、何でもいいから何かを始める人、沢山居ると思う。そのきっかけになりたい」と、地上波で放送することの意義を強調する。