胎児の死亡確認されるも病院の指示で自宅待機に… 死産に苦しんだ女性が経緯公表
家でいきなり腹が痛くなり…。あまりにもつらい経験をした女性がいる。
■遺体を病院に運んだものの…
病院に到着したローラさんたちは、多くの患者がいる待合室で泣きながら待機するはめになった。
しばらくすると職員が「胎盤を処置する必要がある」と声をかけたが、赤ちゃんについては確認しようとせず、「こちらには(遺体の)保管場所がないのです」と言うばかりだった。
この日、ローラさんたちは深夜まで病院にいたが、遺体となった赤ちゃんはそのまま自宅に連れ帰ることになった。
■子を亡くした母の思い
自宅に戻ったローラさんは、冷蔵庫を整理し、遺体入りのタッパーを入れるしかなかったという。そして「誰にもこんな思いはしてほしくない」と、思い切って自分の経験を公表することを決めたそうだ。
また病院の対応に問題があったというローラさんの主張を受け、早速調査が始まったとのこと。今後は必要に応じ方針を変えていくと公表している。
流産や死産は、決して珍しいことではない。悲しい思いをしている女性がそれ以上に苦しまなくてすむように、病院にはしっかりとした対応とケアが求められる。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)