ハードオフで発見した謎の球体、用途不明と思いきや… エモすぎる正体にネット民号泣
ハードオフで販売中のPC周辺機器から「謎の物体」が出現。その正体がネット上に波紋を呼んでいるようで…。
■ボール式マウスの「実態」に思わず納得
なんだこれ!?マウスからボールが出てきたwww pic.twitter.com/k0No0bPc4g
— nonnbiri/ふじ丸🍰 (@nonnbiri_maru) May 14, 2022
ツイート投稿主・nonnbiriさんがこちらのマウスを発見したのは、兵庫県にある「ハードオフ神戸玉津店」でのこと。
ツイート本文を見ると、nonnbiriさんもボール式マウスを知らない世代に思われたのだが「最近見かけさえしなかったボールタイプのマウスをたまたま見かけ、懐かしさからツイートを投稿しました」というコメントが飛び出したように、件のツイートはいわゆる「ネタツイ」であることが判明したのだ。
投稿には「子供のころ取り外して遊んでいた」「学校で盗まれる事件が多発していた」「定期的に掃除しないといけなくて大変だった」「七つ集めると願いが叶う」などなど、思わず頷いてしまう「あの頃」のエピソードが多数寄せられ、nonnbiriさんもかなり印象に残っていたそう。
■使命感を見出したハードオフ
今回話題となったツイートをハードオフコーポレーションに確認してもらうと、担当者からは「光学式のマウスが主流となったことで、ボール式マウスの買い取りは15年ほど前から激減しており、どの店舗でも現在の販売・買取件数は、共に月に1件程度となっているようです」という驚きのコメントが返ってきたのだ。
もはやハードオフにおいても貴重な存在となっていたようで、担当者からは「レア度は☆☆☆☆といったところでしょうか」という補足も見られたが、「そもそも星いくつが最高得点なんだよ!」とツッコミを入れたくなったのをグッと我慢。
ハードオフでは今回のツイートをきっかけに改めて店舗スタッフに確認してみたところ、ボール式マウスの存在を知らない20歳の学生スタッフを発見し、思わぬところで時代の流れを痛感したという。
しんみりした表情を浮かべつつも、「こうして消えゆくモノたちをハードオフでは大切に扱っていきたいな、と改めて使命感を感じました」という熱いコメントを寄せてくれたのだ。
今から15年、20年後の未来では、我々はどのようなマウスを使用しているのだろう。そして未来の若者たちは過去の「光学式マウス」を目にした際、どのような感想を抱くのだろうか…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)