ハードオフで発見した謎の球体、用途不明と思いきや… エモすぎる正体にネット民号泣
ハードオフで販売中のPC周辺機器から「謎の物体」が出現。その正体がネット上に波紋を呼んでいるようで…。
店内を散策しているだけで「宝探し」にも似た感覚を楽しめることでお馴染みなのが、ご存知ハードオフ。
ときには用途が謎すぎる逸品(?)と出会えるケースも珍しくなく、以前ツイッター上ではハードオフ店舗にて出土したオーパーツが議論を呼んでいたのだ。
画像をもっと見る
■埋め込まれていた「物体」に驚き
注目を集めていたのは、Youtubeを中心に活動しているnonnbiriさんが投稿した一件のツイート。
「なんだこれ!? マウスからボールが出てきたwww」と、驚きのコメントが綴られた投稿にはハードオフ店頭で撮影したと思しき写真が添えられており、そこにはPC操作時に使用する「マウス」の姿が。
これだけなら特筆すべき事項は見当たらないのだが…なんとこちらのマウスは、内部に「謎の球体」が埋め込まれていたのである。
■エモすぎるその正体とは…
令和の現代では「マウス」と「ボール」というフレーズを聞くと、マウス本体を動かさずに操作できる「トラックボール」タイプのマウスを連想する人が大半かと思うが、インターネット黎明期に当たる平成初期〜中期のマウスには「マウスボール」なる球体が内蔵されていたのだ。
しかし、こちらのボールを転がしてポインタを移動させる「ボール式マウス」は徐々に廃れていき、気付けば世間では「光学式」や「レーザー式」などのマウスが主流に。
現代においては、もはや「絶滅危惧種」や「オワコン」といった呼び名すら生ぬるいレベルで見かけなくなり、完全に過去の遺物と成り果てたボール式マウスだが、いわゆる「インターネット老人会」に所属する古参のネットユーザーからすると、苦楽を共にした「戦友」のようなエモすぎる存在といえるのだ。
nonnbiriさんの撮影した写真はそうした人々の心に触れるものがあったようで、件のツイートは投稿からわずか数日で7,000件以上ものRTを記録。
他のツイッターユーザーからは「あのコロコロ感がたまんねぇんだ」「このタイプのマウス、めっちゃ好きだった」「今では希少となった、マウスの卵ですね…」といった反響の声が続出しており、中には「これがジェネレーションギャップ…」「もう、このマウスを知らない世代がいるんだよな…」など、時の流れをしみじみと感じされるコメントも多数確認できたのだ。
とはいえ、発見場所は天下のハードオフ。数々の掘り出し物を蘇らせてきた「ジャンクの帝王」ハードオフならば、今も多数のボール式マウスが元気にマウスパッド上を走り回っているのではないだろうか。
こちらの疑問を「ハードオフコーポレーション」にぶつけてみたところ、衝撃的な真実が明らかになったのだった…。