警察官に「1億円あげるから」と交渉した男 バッグひったくりの罪から逃れるため
ひったくり未遂事件に続き、大胆な提案で罪を重ねるはめに…。
身柄を確保されてもなお、どうしても逃げたいと考えた男。その結果とんでもないアイデアを思いつき、警察官たちにある大胆な提案をしていたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■女性のバッグを狙った男
先日の午後8時頃のこと、アメリカ・アイオワ州で暮らす中年の男(49)が、肩にバッグをかけて歩く女性を見かけ、そっと近づいた。
そのまま少しのあいだ後をつけ、男は女性にさらに接近。間近に迫った瞬間にバッグのストラップに手をかけ、無理やり女性から奪おうと試みた。
しかしなかなかうまくひったくることができず、イラ立った男は女性の顔面をパンチ。結局はバッグを奪うことに失敗し、その場から立ち去った。殴られた女性にケガはなかったという。
■あっけない逮捕と意外な提案
女性からの通報を受けた警察官たちは、現場に急行。まだ近くにいた男を発見・逮捕し、パトカーに乗せた。
そのまま警察署に向かうはずが、男は警察官たちに対し「100万ドル(約1億2,800万円)をあげますよ」「だからどうか僕を逃してほしい」などと交渉し始めたという。