いじめっ子集団から逃げ指1本を失った少年 善意の寄付金が集まる
柵を乗り越えようとした時に指が…。あまりにも悲惨な出来事があった。
■指を失った少年
少年の指を確認した医師たちは、さっそく手術を開始。6時間かけて指を救おうとしたが、結局は不可能だと判断し切断した。
これからも治療は続く予定で義指を作る必要もあるため、少年の母親はインターネットで寄付を募ることに。すぐに目標金額を超える善意のお金が集まったという。
なお少年はすでに退院しているが、「なぜ僕は嫌われるの?」「なぜこんなことになったの?」と繰り返し母親に質問するなどし、動揺した様子を見せているという。
■警察も捜査を開始
この件については、警察も捜査を開始し経緯を調べているという。なお教職員はいじめの全容を把握しておらず、母親が学校に行き話をしたことがあった。相談を受けた職員たちは「我々にお任せを」と母親に伝え安心させたというが、問題が解決されることはなかった。
もっと早く学校側が詳しく調べ対処していれば、少年が指を失う結果にはならなかったかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)