長澤まさみ、「10月ドラマの主演」報道で 関係者が絶賛する”両立力”とは…
10月クールの月10枠で主演を務めると報じられた長澤まさみ。ここ数年はハードスケジュールで…。
■期待の「月10枠」
17日に発売された『女性自身』で、長澤が10月クールのフジテレビ系列ドラマの主役に内定していることが報道された。月曜午後10時の枠で、ミステリードラマが放送される予定だという。
長澤は未成年にまつわる事件を追う記者を演じるとのこと。あるテレビ局関係者は、この枠は制作サイドの熱量が高いと話す。「昨年10月に新設された枠で、綾野剛さん主演の『アバランチ』のようなアウトローな作品から現在放送中で広瀬アリスさん主演の『恋なんて、本気でやってどうするの?』といった恋愛ドラマまで幅広く、脚本もしっかりしています。長澤さんのミステリー作も期待できますよ」(テレビ局関係者)。
■映画の仕事に重点を置いて…
長澤は2006年のドラマ『セーラー服と機関銃』(TBS系)や07年の『プロポーズ大作戦』、08年の『ラスト・フレンズ』など、多くの話題作で主演を務めた。じつは、長澤が連ドラの主演に起用されるのは、18年の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)以来4年ぶり。
前出のテレビ局関係者は、連ドラが久しぶりな理由をこう分析する。「5~6年前から、長澤さんはどちらかというと映画の仕事に力を入れていた印象です。19年の『キングダム』や20年の『MOTHER マザー』など、彼女が出る映画はヒット作になることが多いので、映画業界からのオファーが絶えないんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
■昨年はハードスケジュール
映画出演が増える一方、ドラマで主演を務めるのは難しくなった。
「昨年4月から6月に放送された、阿部寛さん主演の日曜劇場『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS系)に出演しました。ただ、このときの彼女は超ハードスケジュールでした。7月に中国映画『唐人街探偵』が、9月には『マスカレード・ナイト』の公開が控えていました。映画は撮影がクランクアップしても、プロモーションやそれに関連したテレビ出演などで、あっという間に仕事が埋まってしまうんです。『ドラゴン桜』は主演ではないにせよ、重要な役だったので、よく出演できたなと驚きましたよ。映画の仕事をしながら、ドラマもやるのはそう簡単なことではありません」(前出・テレビ局関係者)
■「断ると思っていた」
今年も13日から公開中の映画『シン・ウルトラマン』や9月公開予定の『百花』など、仕事が途切れない。そんな中、「主演内定」報道が出たことに対して、ある制作会社関係者は長澤の「両立力」を絶賛する。
「10月クールのドラマで長澤さんが主演を務めるという話は、1月から業界内でうわさになっていました。ただ、ここ最近のスケジュールからてっきり断るものだと思っていました。内定しているのだとすれば、改めて長澤さんの働きぶりに驚かされますよ」(制作会社関係者)。
映画でも、ドラマでも大ヒットとなれば、まさに敵なしだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)