セブン、牛肉のフォーが「本格的」と話題 スープが刺激的すぎるウマさだった…
発売以来、絶賛の声が相次ぐ「牛肉のフォー」。食べてみると、衝撃が走って…。
■「ベトナムの風景を思い出した」
ご存知、フォーはベトナムの代表的な料理。牛や鶏の出汁をベースにしたあっさりしたスープに米粉でできた平打ちの麺を入れ、お好みの肉や野菜を入れて食べるのが一般的だ。
有名な料理とはいえ、実際に食べたことがある人は少ないのではないか。そんな身近にありながら食べられなかった料理を、セブンでお手軽に買えるようになった。
販売地域は東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県と関東近郊に限られるが、お値段は530円とリーズナブル。ネット上では「セブンの牛肉のフォーめっちゃ好き あんまり外国の料理は得意じゃないんだけど、 これはまた食べたい」「コンビニという名のレストランでイケると思った」「ナンプラー感とパクチー、たっぷりの牛肉が入っててマジでベトナムの風景を思い出した」「本格的すぎてベトナム行きたくなった」など、絶賛する声があがっている。
■蓋を開けた瞬間、香りが…
これだけ好評とあっては、食べないわけにはいかない。記者はエスニック料理、特にパクチーが大好物のため、期待に胸を膨らませながら都内のセブンで牛肉のフォーを購入した。
レンジで温めて、蓋を開けた瞬間、芳醇なスパイスの香りが鼻を刺激する…。中には、細切りのネギと牛肉、そしてパクチーが入っている。
スープの香りを嗅いだ時点でほとんど「勝利」を確信したが、冷静に麺と具材をスープに入れて軽く混ぜて準備を整えた。
■麺とスープの相性抜群
まずは、スープをひと口。透き通っているが、すすってみると、牛骨ベースにシナモンが効いて、ほのかに甘さを感じつつも、非常にコクがある。
舌鼓を打ちつつ、麺に箸を伸ばす。もちもちした食感だが、つるっとしていて食べやすい。あっさりしたスープともよく絡む。
続いて、具材を食べる。牛肉は柔らかく煮こまれており、なかなかの大きさで食べ応えも十分。
ネギはシャキッとした食感で、パクチーの香りもアクセントになり、食べていくにつれて食欲が増す感覚だ…。
■おすすめの「調味料3種」
半分ほど食べたところで味変。今回はポッカレモン、タバスコ、味の素と3つの調味料を用意した。
本来はレモンをカットすべきなのだろうが、洗い物を出したくないため、押すだけで注入できるもので代用。ポッカレモンで酸味を加え、タバスコを5~6滴入れて辛味も追加する。最後に、味の素を2振り入れて味を調えるのだ。
レモンの酸味であっさりしつつも、タバスコの辛さがちょうどいい刺激を与えてくれる。コショウもありだが、個人的には少々酸味のあるタバスコのほうがスパイスの利いたスープと合うと感じた。
麺も具材もおいしかったが、このスープの香りでやみつきになること間違いなしだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)