上原浩治氏、二刀流登板の中日・根尾昂選手に直言 「今すぐ投手は厳しい」
野手登録ながら21日の試合でマウンドに上がり150キロを投げた中日・根尾昂選手。上原浩治氏はどう感じたのか?
22日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、上原浩治氏が21日の試合で野手登録ながらマウンドに上がり、150キロのストレートを投げ込んだ中日ドラゴンズ・根尾昂選手について解説した。
■野手登録の根尾選手がマウンドへ
番組は根尾選手が21日の広島東洋カープ戦で、大量リードを許した9回に投手としてマウンドに登った様子を紹介。
1安打を許したものの、150キロのストレートの投げ込み、1イニングを無失点で切り抜ける様子が放送される。現在は野手登録ながら、高校時代甲子園で投手として活躍しているだけに、ネット上では「投手・根尾」に期待する声も少なくない。
■上原氏は「野手のなかの根尾選手」
この日のゲストで前福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏は「二刀流を大谷君がやっているように、日本人が二刀流というのもあってはいいのかなと思います。彼はバッティングもいいし、150キロを投げているって考えれば、その可能性を引き出すというのは、ありかなと思います」とコメント。
一方、上原氏は「ピッチャーとしての根尾くんというより、野手のなかの根尾選手ですよね。ピッチャー陣を休ませるためにというところですよね。点差が開いているときしか、使うところはないんじゃないかなと思います」と語った。