娘2人と恋人が交際反対する父親らの毒殺を共謀 母親までも加担し…
父親やおじたちは、女の子たちの自由な恋愛や結婚の機会をひたすら奪おうとした。
家族、親族において、男性の権力や発言力がとにかく強いインド。未婚の女の子に「好きな相手と勝手に結婚することは許されない」と告げることも多いようだ。
そうした横暴さが原因で、思わぬ事件が起きたことを『Times of India』『Times Now News』などが報じている。
■恋人できた娘たち
事件は今月15日の夜、ウッタルプラデーシュ州のガウタムブッダナガル地区にあるグレーター・ノイダで起きた。
その家庭は両親と娘2人、父方の実母の5人暮らしだったが、数ヶ月前に娘たちが異性と交際するようになったことで、論争が勃発したという。
■おじ2名も「あきらめなさい」
父親のデヴェンドラさんと祖母は、「女の子の勝手な交際や結婚は許されない」と主張。一方で母親のラジクマリ(45)は、一貫して娘のジョティ(21)およびアーチャナ(20)の味方だった。
やがてデヴェンドラさんは自身の兄弟まで呼び、彼らも姪にあたる2名に「その彼氏はあきらめなさい。親や親族が持ってくる縁談に従うように」と説教したという。