頭にあらゆる物をくっつける特技を持つ男性 世界に4人の「特殊な毛穴」に秘密が…
希少な特異体質? たくさんの缶を頭にくっつけた男性のパフォーマンスが話題に。
中身の入ったピーナッツの容器やペットボトルなど、さまざまな物体を頭にくっつける特技を持った男性が話題を集めている。『boingboing』『DNA』などの海外メディアが報じた。
■全身に物がくっつく
「カンヘッド(can head)」の異名で知られるジェイミー・キートンさんという男性は、「頭に最も多くの缶をくっつけることができる人間」としてギネス世界記録を保持している。
彼は頭だけでなく脚や腕、背中やお尻などあらゆる場所に物を付着させることができる特技を持っており、それには特殊な体質が関わっているという。
■子供の頃からできた
ジェイミーさんがこの体質に気づいたのは、7歳の時。遊んでいたおもちゃが手にくっついたことがきっかけだった。
それを見た両親は、登っていた木の樹液が手についたせいだと考え、ジェイミーさんも深く考えずにそのまま放置していたという。
■ジュースで頭を冷やしたら…
それからしばらくしてジェイミーさんの髪型はスキンヘッドになり、野球の試合を観戦している時にさらなる出来事があった。
持っていたソーダ缶を頭に付けて涼を取っていたところ、ホームランボールが飛んできたため、慌てて捕球を試みた。結局ボールはキャッチできず、気を取り直して飲み物を飲もうと缶を探したところ、それがまだ頭にくっついていることに気付き、衝撃を受けたという。
■体質の秘密は毛穴にあり
不安に思ったジェイミーさんは、試合後に病院に駆け込んだ。医師の説明によると、皮膚の毛穴から通常よりも多くの酸素を取り込んでいるため、まるで吸盤のようにくっつけたものが離れなくなるのだそうだ。
またジェイミーさんの説明によると、そのような体質を持った人は、同医師の知る限り世界にたった4人しかいないという。
■今では人気パフォーマンス
ジェイミーさんはしばらくこの体質に悩んでいたが、友人の勧めで申請したギネス世界記録が認定されたことが自信につながり、TVのショーなどにも出演するようになった。
特に代名詞ともなっている頭に缶をくっつける特技は、飲料メーカーからオファーがくるほどの人気ぶり。ジェイミーさんは、今もこのパフォーマンスで多くの人々を喜ばせている。
■なんでも頭にくっつける男性
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)