岸恵子、数ヶ月ぶりの都会に感激 「人の群れっていう賑わいがやっぱり必要」
岸恵子が、人と触れ合うことの重要性や、健康法について語った。90代を生きるモットーについては…。
■久しぶりの都会に感激
同イベントに登壇した岸は「この時期にお集まりいただきありがとうございます。私は怖くて2月9日から、一歩も門を出ていないです。それでさっき東京に来て『ああ…! 都会に出てきたな』って思うような、田舎者になってしまいました」と挨拶。
■賑わいが必要
岸はまもなく90歳。自身の体については「人間って能力が衰えるんです」と前置きをし、続けて「脳がまるっきりダメになったんですね。右手の指先が麻痺して字が書けない。書こうと思っても字を思い出せなかったり、いろんなところに行きましたけど『どこだっけ』となります」と明かす。
体の衰えをどう受け止めているか聞かれると「しょうがないことだと思っています」とコメント。さらに「コロナで家を出ず、人に会っていろいろな話をしないということは、ひどく脳に悪いですね。マイナス面のほうが広がってしまうと思います。さっき、本当に何ヶ月ぶりかに表参道を歩いて『賑やかでいいな』って思いました。『人恋しい』と思います。人の群れっていう賑わいがやっぱり必要です」とコミュニケーションの重要性を話した。