医療スタッフ11人が同時期に妊娠し予定日もほぼ一緒 産婦人科に起きたベビーブーム

女性の妊娠・出産が「喜ばしいこと」と言える職場は素晴らしい。

2022/05/17 20:00

妊婦・妊娠

女性には「生理がうつる」という説がある。生理中の友人と会った翌日、予定よりも早く来てしまった…ということが珍しくないのだ。

そんな女性の体にまつわる不思議な現象が、アメリカのある病院でも起こっているという。『Daily Mail』や『abc』など英米のメディアが報じている。


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■11人中2名は出産予定日も同じ

話題となっているのは、アメリカ・ミズーリ州のリバティー市にあるリバティー病院に勤める産婦人科の女性スタッフたちだ。

なんと10名の看護師と1名の医師が妊娠しており、出産予定日についても、そのうちの2名が同じ日だという。

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■喜ばしいベビーブーム

産婦人科の医師で、現在2人目の子を妊娠中のアンナ・ゴーマンさんは「ここで今、すごいベビーブームが起きています」「一つの職場で同時期にこれだけの数のスタッフが妊娠するなんて、本当に珍しい。とても喜ばしいことです」とメディアに話す。

また、助産師の責任者であるニキ・コーリングさんは、「スタッフは常にグループで仕事をしますが、まさか妊娠のタイミングがここまでかぶるとは驚きです。すごく楽しみです!」と喜びを語った。

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■「一生の絆を感じる」

さらに同時期に妊娠したことにより、皆で体験談や体調の不安、変化など、出産や育児にまつわることを相談し合えるのも良い点だそう。職場では、その日の体調を互いに気遣い、仕事をサポートしているという。

3人目の子を妊娠中の看護師アレックス・アッチェソンさん(29)は、「素晴らしい経験を同時期に共有している私たちは、子供を含め、生涯にわたりこの絆を深めていくでしょう」と誇らしげに話している。


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■教師7名が妊娠した学校も

同じくアメリカのカンザス州・ゴダード市にある小学校では、2019年に女性教師7名が同時期に妊娠。出産も数週間違いだとして、大きな話題になったことがある。

そのうちの1人、タラ・ジョンソンさんは当時、「大好きな同僚たちと一緒に妊娠生活を送れることは、本当に素晴らしい経験です」と喜びを口にしていた。

なお、彼女たちの育児休暇中は代理の教師が授業を円滑に行ったという。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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