性的暴行ほか44件もの罪を犯した「野獣警察官」 裁判に注目集まる
懲戒免職処分に関し、警察は「刑事裁判の結果を待ってから」と慎重な姿勢を見せている。
■裁判には世間も注目
被告は5月13日にロンドンのウェストミンスター治安判事裁判所に出廷する予定だが、現時点で被害者の数は12名、罪状は44件にも膨れ上がっている。
警察官が事件を起こした際、求刑の内容、判決、量刑などが身内びいきなものになる可能性があり、この連続性的暴行事件に対する世間の注目度は高い。
■懲戒免職は「判決後に検討」
すでにロンドン警視庁はキャリック被告を停職処分とし、ハートフォードシャー州警察に対する情報提供にも協力している。
だが、世間が求めている懲戒免職処分に関しては、「刑事裁判の結果を待たなければならない」と慎重な姿勢を見せているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)