ロシア軍の攻撃で息子に先立たれた父親 血まみれの手を兵士に見せ激高
最愛の息子の死…。父親の悲しみはあまりにも深い。
■血のついた手をロシア兵に…
「息子さんが亡くなりました」と医師に言われるなり、少年の父親はおぼつかない足取りで病院の外へ。攻撃の直後に捕らえられたロシア兵を見つけ歩み寄り、少年の血で真っ赤になった両手を見せつけた。
「おまえたちは、俺たちの家族にこういうことをしているんだぞ」。そう言われた兵士は思わず表情をゆがめたというが、少年の父親と言葉を交わしたのかなど、詳細は伝えられなかった。
■動物園の職員らも悲痛
動物園で働いていた職員たちも、少年が亡くなったと聞かされ大変なショックを受けた。捕らえられたロシア兵に対しては敵意をむき出しにし、大声で怒鳴りつけたことを複数のメディアが伝えている。
ロシアによる攻撃が続くなか、危険にさらされながら動物の避難作業に追われている動物園職員もいるという。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)