ロシア軍の攻撃で息子に先立たれた父親 血まみれの手を兵士に見せ激高
最愛の息子の死…。父親の悲しみはあまりにも深い。
ロシア軍によるウクライナ侵攻から、すでに2ヶ月以上が経過する。そんな中、息子に先立たれた父親がロシア兵に詰めより、血で染まった手を見せつけ責めたてるという出来事があった。
男性の家族が経験した悲劇について、『The Sun』などの海外メディアが伝えている。
■避難作業に貢献した優しい少年
ロシア軍による激しい攻撃が続くなか、ウクライナのとある動物園の職員たちは、動物を安全な場所に移す作業に追われていた。
ひとりは15歳の少年で、動物の避難作業に加わりしっかり貢献していたとのこと。しかし途中でロシア軍の攻撃を受け重傷を負い、一瞬で左脚をボロボロにされてしまった。
■取り乱し倒れた母親
傷口からは大量の血が流れ、少年の服はあっと言う間に真っ赤に染まった。両親は慌てて少年を病院に連れて行き医師に治療を任せたが、わずか30分ほどで少年は動けなくなり、そのまま息を引き取った。
母親はひどく取り乱し、その場で倒れてしまったとのこと。悲しすぎる現実に衝撃を受けた父親の両手には、少年の血がべっとりついたままだった。