新型コロナ陽性の職員に上司の美容整形外科医がパワハラ 陰性見せかける細工も

「検査結果をごまかし出勤しろ」。そんな無茶を言う上司に女性職員が苦しめられ、訴訟に発展するも…。

■陰性に見せかけるよう指示も

上司は女性にプレッシャーをかけ続け、12月21日にはコロナ検査で陰性結果が出るよう細工をするよう指示。うまくいきしだい職場に戻るよう求めた。

「私、ほかのスタッフ、そして患者さんたちの命をも危険にさらす行為だ」と感じた女性は、上司の指示には従わなかった。


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■辞職を経て訴訟問題に発展

12月25日に検査したところ、やっと陰性という結果が出たとのこと。そこでようやく職場に戻ったが、上司は女性に冷たかった。

見下すような態度に困惑した女性は、出勤しなかったせいで報復されていると感じるように。在宅勤務時しっかり働いていたのにも関わらず理不尽な態度をとる上司に腹を立て、3月には職場を去った。

この件で訴訟を起こした女性だが、医師側の弁護士は女性の主張を完全に否定。「ハラスメントに該当する行為はなかった」と話していることから、今後双方がどのような主張を展開するかにメディアも注目している。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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