10代男が母親を殺害容疑で逮捕 「家でタバコを吸わないで」と叱られ激高
「自分の頭を撃ち抜くつもりだった」と本人は主張している。
母親に注意されてカッとなり殺害したのか、それとも事故だったのか…。19歳の息子が逮捕されるまでの経緯を、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■喫煙を叱られた男
アメリカ・フロリダ州ポーク郡で暮らす男(19)には、とても善良で勤勉な家族がいた。中でも母親(52)は子供を愛する優しい人物だったというが、男にとっては煩わしい存在でもあったようだ。
先日も自室にこもりタバコを吸っていたが、その様子を見ていら立った母親に「前にも言ったでしょう、家の中での喫煙はやめてちょうだいよ」と注意された。
■母親の死
注意され憤慨した男は、銃を取り出しいきなり発砲。母親は部屋を出てドアを閉めた直後だったというが、銃弾はドアを突き抜け母親の心臓を撃ち抜いた。
しかし男は母親を救おうとするどころか、そのまま自宅を出て逃走。男の兄(24)が倒れている母親を発見して救急車を呼んだが、すでに手遅れだった。
出血が極めて少なかったため最初は突然死を疑われたが、遺体を確認した医療関係者が撃たれた傷を発見。それに続き捜査を開始した当局によると、母親は即死した可能性が高いという。