乙武洋匡氏、2年前の義足歩行より「進歩してる!」 新国立で100mに挑戦
乙武洋匡氏が2年前の自身の歩行と見比べて「進歩してる」と驚き。その努力に感動の声が集まった。
作家の乙武洋匡氏が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身の歩行の様子を2年前と比較して振り返った。
■2年前振り返り「進歩してる」
著書『五体不満足』で知られ、先天性四肢欠損を抱えている乙武氏。2018年からはSONY製のロボット義足を用いて歩けるようにしようという「OTOTAKE PROJECT」がスタートしている。
乙武氏は2年前と現在の歩行の様子を比較した動画を公開。最初は他の人に支えられながら不慣れな様子で歩行していたが、笑顔で1人でも歩けるようになっている。振り返った自身も「こうして見ると進歩してる!」と驚きを隠せないようだ。
■義足で100m歩行に挑戦
昨年9月には「OTOTAKE PROJECT」の成果発表会として、当初予定していた50mを超え70mの歩行を実現した乙武氏。以降も挑戦を続け、今月16日には新国立競技場で100mの歩行に挑戦するプロジェクト報告会が予定されている。
CAMPFIREが運営するクラウドファンディングサイト「GoodMorning」では今回のイベントのための募金も実施され、現在までに143人の支援者と約351万円の資金が集まっている。