ニュージーランド首相をキウイブラザーズが歓迎 「物悲しいダンス」と海外でも話題
CMでもお馴染みの「キウイブラザーズ」がどこか悲しげ? 「荒城の月」に合わせたダンスが海外でバズる。
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が、2年ぶりに日本を訪れた。その際、キウイブラザーズの悲しげなダンスによって迎えられたことが、海外SNSで話題を集めている。
『The Guardian』『Indy100』などの海外メディアが報じた。
■キウイはニュージランドの特産品
アーダーン首相は、4月20日から日本を訪れている。在日ニュージーランド大使のFacebookによると、21日にはニュージーランドの特産品であるキウイフルーツを取り扱う「ゼスプリ・インターナショナル・ジャパン」のイベントに出席した。
そこで約2年ぶりに訪日した首相を歓迎するために行われたパフォーマンスが、「シュールである」「物悲しい」などと、ソーシャルネット上で大きな反響を集めている。
■どこか悲しげなダンス
ゼスプリ社のマスコットキャラクターで、「アゲリシャス」のCMでもおなじみのキウイブラザーズ。このたびのイベントでは、滝廉太郎の『荒城の月』に合わせたダンスを披露した。
しかし、グリーンとゴールドの兄弟が曲に合わせて体をゆらゆらと揺らす姿は、どこかシュール。CMで見せる快活なダンスとは、正反対とも言える内容だった。
■同席した記者は絶賛
イベントに出席していた政治記者のヘンリー・クックさんがこの様子をTwitterにアップすると、投稿にはたちまち16万件以上の「いいね」が寄せられた。
彼は自身のTwitterに「人生最高の日でした」とコメントしているほか、「音楽が悲しくなり、マスコットのダンスも変化した時は特に感動的でした」と語っている。
■結果的にPRは大成功?
クックさんの投稿には「キウイフルーツがお葬式に乱入したみたい」「キウイたちは嘆いているように見えます」など多数のコメントが寄せられている。
結果として、イベントは日本人だけでなく多くの外国人の知るところとなり、プロモーションとしては大成功と言えるだろう。
■キウイブラザーズのダンス
This event also featured Ardern being challenged to a calligraphy challenge. Truly Japan knows content. pic.twitter.com/VBbx1Xkovf
— henry cooke (@henrycooke) April 21, 2022
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)