飼育場で働く男性がワニに噛み殺される 酒に酔って水中に転落
飼育用のプールから、男性の悲鳴が…。悲しすぎる結果に妻は大ショックを受けた。
■悲しみに暮れる妻
未亡人になった妻はメディアの取材に応じ、「夫が襲われる姿を見てパニックになりました」「彼は私の夫であり、ソウルメイトでもありました」「子供たちも父親を失うことになり、本当につらい気持ちです」と話している。
なお妻によると、家族は男性の仕事を危険だと考えていたとのこと。しかし男性自身に危機感は特になく、心配な様子を見せることもなかったという。
■当局の発表
当局は、男性が落ちた水の中には、オスとメスをあわせて20頭のワニがいたと公表。レスキュー隊が応急処置をほどこし病院に搬送したが、頭から足の先まで傷だらけだったことも明かした。また両腕は特にひどい状態で、命を救うのは不可能な状態だったという。
動物を扱う仕事には、危険もともなう。男性がもし酒を飲んでいなければ、また危機感を持っていれば、水の中に落ちることなく元気に妻子の元に帰ることができたのかもしれない。
・合わせて読みたい→火災から命がけで妻を守った男性 全身に大やけど負い死亡
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)