工藤静香、長女のCocomiがデビューアルバム発売 活躍の陰にあった母の「目利き力」とは…
Cocomiがデビューアルバムをリリースする。母の工藤静香はかねてから彼女の「強み」を見抜いていて…。
29日、木村拓哉と工藤静香の長女・Cocomiがアルバム『de I’amour』でフルート奏者としてデビューする。Cocomiが音楽家になった陰には、母の静香による「目利き力」が大きかったようで…。
■姉妹で別々の道に
木村家が注目されるようになったのは4年前。まず次女であるKoki,が2018年にファッション雑誌「ELLE japon」でモデルデビュー。さらに、20年に長女のCocomiが「VOGUE JAPAN」でモデルとして芸能界入りした。
それから2年が経ち、Cocomiは今回のアルバム発売によって、フルート奏者として第一歩を踏み出した。一部のメディアでは、5月に若手の女性音楽家が集うコンサートに出演することが報じられるなど、音楽の道に進み始めているように見える。
モデルとしてデビューしたのは同じでも、姉妹で別々の道を歩んでいるのだ。
■モデル入りを心配する声も
ある芸能事務所関係者は、Cocomiがモデルデビューした際、業界内ではこんな声もあったと話す。「Koki,さんは背が高くてスタイルもよく、積極的に間に出るタイプなので、モデルとして適性があると思います。一方、Cocomiさんはスタイルはいいのですが、どちらかというと内向的な性格で前に出るのがあまり得意ではありません。競争意識が高いモデルの世界で、彼女の気が滅入ってしまわないか心配でしたよ」(芸能事務所関係者)。
■それぞれの強みを生かす
2人とも同じモデルの道に進めば、姉妹で比較される可能性もあった。そうならなかったのは、やはり母の力が大きかったようだ。「デビュー後のCocomiさんは、顔が出ない声優の仕事に挑戦したり、ファッション誌の企画でカメラマンとして妹さんのモデル姿を撮影しています。それらは、プロデューサーである静香さんの意向ではないでしょうか。Cocomiさんは昔から本が好きで、音楽をやっていたこともあって、自分の世界にのめりこむアーティスト気質なところがあります。母親としてそんな彼女の強みを生かせる仕事をさせているのだと思いますよ」(前出・芸能事務所関係者)。
妹とは違う分野で、輝けるステージを見出したということだ。
■いずれも高く評価
前出の芸能事務所関係者は、静香の「目利き力」によって、2人とも高い評価を得ていると話す。「Koki,さんは今年公開された映画『牛首村』で女優デビューしました。初めてとは思えない演技力の高さを絶賛する声も多かったので、今後は女優としての活躍にも期待が持てます。Cocomiさんはフルート奏者の仕事を軸に、作詞や作曲に関わってもいいかもしれませんね」(前出・芸能事務所関係者)。
それぞれ異なる分野で頂点に上りつめ、木村家が「華麗なる一族」になる日もそう遠くないかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)