いじめを後悔する男性が元同級生と再会へ 「給食のピザ奪ったことを謝りたい」
元加害者が勇気を出し、いじめた相手に再会して謝罪したいと考えた。
いじめを受けた経験は、なかなか忘れることが難しい。しかしいじめた側も、過去を振り返り後悔することがあるようだ。
ある男性は過去の行動を恥じ、直接会って謝罪したいと決心。さっそく行動を起こしたことを、『LADbible』などの海外メディアが伝えた。
■過去のいじめを後悔
アメリカでYouTuberなどとして活動するジョーさんという名の男性が、子供の頃の行いを恥じ罪悪感に苛まれた。今から15年ほど前のこと、ジョーさんはある友人をずいぶん悩ませていたからだ。
ジョーさんが繰り返していたのは暴力・暴言ではなく、給食を盗み目の前で平らげるという行為だった。しかしそのせいで、友人はほぼ毎日悔しい思いをするはめになった。
■いじめの手口
ジョーさんは当時、ディランさんという同級生と親しくしており、給食も一緒に並んで食べていたのだという。しかし好物のピザが給食に出るたびに「あ、あそこを見て」などと遠くを指差し、ディランさんがよそに目を向けた瞬間にピザを奪い食べていたのだ。
ディランさんは「イヤだ」「やめて」としっかり意思表示していたが、ジョーさんは給食を奪う行為を続けた。そのせいで、ディランさんはお腹を空かせたまま午後の授業に出ていたという。