「新しい地図」設立の基金がウクライナ避難民を支援 香取慎吾らがコメント
稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による「新しい地図」が設立した基金が、避難民の渡航費用を支援することを発表した。
タレントの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団が設立した基金「LOVE POCKET FUND(愛のポケット基金)」が、ウクライナからの避難民の渡航費用を支援することを21日、新しい地図の公式サイトで発表した。
■約100人分の渡航費を支援
日本国内には約1,900人のウクライナ人が在住しており、彼らを頼って日本への避難を希望する家族や知人は、1,000人近くに上るとみられている。
同基金では、日本財団によるウクライナ避難民支援事業の一環として、同国から来日する避難民約100人分の渡航費約3,000万円を支援することにしたという。
■ウクライナ語にも対応
対象は、すでに来日している人や航空券を購入済みの人、これから航空券を購入する人で、最終出国地から日本国内の目的地までの移動費用などを支援する。必要に応じて国内線や新幹線などの手配も行う。
あす22日からは、在日ウクライナ人スタッフがウクライナ語での問い合わせにも対応するという。
■稲垣ら3人がコメント
新しい地図の3人も公式サイトでコメントを発表。
稲垣は「日々悲惨な状況を目にする中、まずは皆さんと一緒に今できることを始めていければと思います」、草彅も「僕たちと皆さんの温かい気持ちが少しでも現在つらい思いをしている方々の力になれればうれしいです。平和を、願っています」とした。
香取も、「悲しみに包まれてしまっている避難民の方々に、皆様からご支援いただいた愛を届けます。平和を願って」と述べている。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)