パニック発作を起こした男性が会社を提訴 「誕生会はやめて」の要求通じず
同僚・上司との会食が好きな人も入れば、中には本当に苦手な人も…。
仕事仲間とは良い関係を築きたいという考えから、仕事とは直接関係のない活動や食事会などを大事にする会社もある。しかし中には、人との関わりが苦手な人も。
ある男性はパニック発作を起こし、会社ともめるはめになったことを、『The Sun』などの海外メディアが伝えた。
■パニック発作を心配した男性
2019年8月のこと、アメリカ・ケンタッキー州で暮らす男性は、職場の上司に「僕の誕生日会はどうか開催しないでください」とお願いした。
この会社では職員の誕生日をみんなで祝う習慣があるのだが、男性には不安障害があるためパニック発作を起こすことを恐れたのだ。
この時点で上司の理解を得られたことから男性は安心していたが、ある日いきなり想定外のことが起こった。
■開かれた誕生日会
男性から「誕生日会を開かないで」と言われ受け入れた上司だが、しばらくするとそれを忘れ、会の準備を開始。2019年8月にはランチルームで同僚たちと集まり、食事をしにやって来た男性をサプライズパーティで驚かせた。
しかしこれにより男性はパニック発作を起こし、しばらくするとランチルームからいきなり退室。駐車場の車に閉じこもり、昼休みの残りは車内で一人きりで過ごす羽目になった。