教室でいきなり生徒に殴られ… 教職に復帰できなくなった男性に多額の賠償金

学校が事件現場になるケースも…。ある教師は怪我を負い、PTSDに苦しんでいる。

教師・先生・教室

生徒に襲われ、教える仕事を諦めるはめになった男性。しかし多額の賠償金を得ることになるまでの経緯を、『Metro』など海外のメディアが伝えている。


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■停学処分を受けていた生徒

2017年1月のこと、イギリスの学校で教えていた男性教師が授業中にある生徒を見て驚いた。その生徒はそれより前に学校で問題を起こし、停学処分を受けていたからだ。

そこで教師は生徒に対し「教室から出なさい」と命じすぐに従わせたが、その直後に生徒は再び教室に侵入。教師はそれに気づかないまま、授業を続けていた。

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■重傷を負った教師

何も知らず完全に無防備だった教師に、教室に舞い戻った生徒がいきなり襲いかかった。激しく殴りつけられた教師は頭部、背中、足首にけがを負い、その後は耳鳴りや難聴、さらには重度のうつ病とPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむはめになってしまった。

心的ダメージがあまりに大きく教壇に立てる状態ではないため、教職には今もなお復帰できないままだという。

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■多額の賠償金を受け取ることに