テレビ番組で得た知識で夫の心臓発作を直感 妻の機転が功を奏す
夫の症状を聞き「やばい」と確信。テレビで得た知識が役立った。
■ピンチを乗り越え…
昏睡状態のまま、グレッグさんは2週間にわたり集中治療室で過ごすことになった。手術も受けたがその後にせん妄状態が起こり、ミシェルさんたち関係者もずいぶん心配したそうだ。
医師たちは状態の悪いグレッグさんについて「助かる可能性は2%程度でしょう」と話していたが、時間の経過とともにグレッグさんは徐々に回復した。今は退院し自宅に帰っており、体調がもとに戻るのを気長に待っているところだとのこと。
■奇跡の復活
ミシェルさんによると、医師団はグレッグさんについて「植物状態になる可能性がある」と話していたのだという。それでもグレッグさんは目覚めたが、最初はミシェルさんを見ても誰だか分からない状態だったそうだ。
今もグレッグさんは非常に疲れやすく物忘れも激しいというが、家族も焦らずに見守っているという。
「気持ちが悪い」と言うグレッグさんを見ても単なる胸やけだとは考えず、複数の症状から病気を見抜いたミシェルさん。テレビ番組から得た知識がなければ、グレッグさんを助けることはできなかった可能性が高い。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)