体外受精で望まない男児を妊娠 産後うつを患った同性カップルが病院を提訴へ
赤ちゃんを愛することができず、うつ状態に苦しんだ時期も…。
■病院が調査を開始
病院がその後に詳しく調べたところ、受精卵は確かにヘザーさんとロビンさんのものであると判明。にもかかわらず男の子を妊娠したヘザーさんは「病院に裏切られた」と感じ、お腹の赤ちゃんを愛することができなくなった。
それでもお腹はどんどん大きくなり、ヘザーさんとロビンさんの息子は2020年12月に誕生。ヘザーさんは母乳育児を苦痛に感じ、しだいにひどい不安症状と自殺願望に苛まれるようになった。
■提訴を決意
産後うつを患ったヘザーさんはずいぶん苦しんだが、息子への愛情は徐々に芽生え、かわいく思えるようになったという。だがそれだけに、愛せなかった時期を振り返ると罪悪感を禁じ得ない。胸を痛めたヘザーさんたちは、病院を提訴することを決意した。
病院に対し何を求めるのかなど詳細は不明だが、裁判の行方に注目が集まりそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)