体外受精で望まない男児を妊娠 産後うつを患った同性カップルが病院を提訴へ
赤ちゃんを愛することができず、うつ状態に苦しんだ時期も…。
娘が欲しい。そう考えた同性カップルが体外受精に臨んだが、男児を妊娠していることを知りショックを受けた。その結果、ついに病院を提訴する決断を下したことを、『The Sun』などの海外メディアが伝えている。
■娘を望んだ同性カップル
アメリカで暮らす同性カップルのヘザーさんとロビンさんは、子供をもうけ育てたいと考えた。そこでニューヨークの病院に行き、体外受精を受けることを決意。男女の産み分けについて医師の説明を受け、ロビンさんの卵子とドナーの精子を使い、女の子を産むことにした。
医師たちはさっそく準備を進め、受精卵をヘザーさんの子宮に移植。それが成功し無事に妊娠したため、ふたりは娘を迎える日を楽しみにしていた。
■男児を妊娠しショック
あるとき超音波検査を受けたところ、女の子だと思っていた赤ちゃんが男の子だと判明。念のため再検査を受けたところやはり男の子だったため、ヘザーさんは衝撃を受け「エイリアンがお腹に宿った」とさえ感じ始めた。
ヘザーさんとロビンさんはひどく戸惑い、病院のミスで他人の受精卵が使われた可能性を考えた。