朝ドラ『ちむどんどん』の「ゴーヤチャンプルー」 作ってみたら抜群のウマさだった…

朝ドラ『ちむどんどん』の公式ツイッターでゴーヤチャンプルーのレシピを紹介され、話題に。実際に作ってみると…。

2022/04/13 06:00

ちむどんどん「ゴーヤチャンプルー」

11日から、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』が放送されている。放送初日、『ちむどんどん』の公式ツイッターがドラマにも登場した「ゴーヤチャンプルー」のレシピを紹介したところ、「おいしそう」と話題に。

実際に、この料理を作ってみたところ、想像を上回るおいしさで…。

【写真】公式レシピをもとに作った料理はコレ!


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■「飯テロシーン」にも注目

『ちむどんどん』は、沖縄県の北部・やんばる地方の村に生まれたヒロインが高校を卒業後、東京に出て沖縄料理に夢をかけ、レストランで修行するうちに、男性と運命の出会いを果たす物語。ヒロインを演じるのは、黒島結菜だ。

物語の行方はもちろんだが、視聴者の間でもう1つ注目されているものがある。「飯テロ」シーンの多さだ。沖縄料理がテーマとあって、毎回のように美味しそうに料理を食べるシーンが出てくるのだ。

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■公式ツイッターが料理を紹介

そんな視聴者の思いを知ってか、11日、『ちむどんどん』の公式ツイッターでは実際に作中でヒロインが食べていたゴーヤチャンプルーのレシピを紹介。この投稿は拡散され、12日時点で400件近くリツイートされ、2,000件以上ものいいねがされている。

ネット上では、「この夏は沖縄レシピ増えそう」「ゴーヤ苦手だけどドラマ見てチャレンジしようと思った」「早速近所のスーパーで材料買ってくる」など、注目度の高さがうかがえる声があがっている。

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■スーパーではそろわない食材も

これだけ話題になっていたら、実際に作ってみるしかない。4月中旬、記者は都内のスーパーに材料を買いに行った。

ちむどんどん材料

公式レシピによると、必要なものはゴーヤ1本、塩豚80グラム、島豆腐2分の1丁、卵2個。調味料は塩、ラード、豚出汁。意外と材料の難易度が高い…。

島豆腐は沖縄県で作られる豆腐ということでスーパーでは手に入らず、代わりに木綿豆腐を購入。塩豚も売っておらず、調べたところ、豚バラの塊肉を塩で3日ほど漬ける必要があるということだったため、煮物用に売られている豚バラ肉を用意した。

豚出汁も公式レシピでかつお出汁でも可能となっていたため、それを使うことにした。レシピに忠実に作るとなると、業務スーパーや通販で買いそろえる必要がありそうだ。


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■実際に作ってみると…

ちみどんどん「ゴーヤ」

まず、ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで種とわたを取り除き、3~4ミリ幅にカット。全体に塩を振り、しんなりしたところで水でさっと洗って水気を切る。

豚バラ肉

ちむどんどん「材料」

ゴーヤの下処理をする間に、豚バラ肉に塩を多めにまぶしてしっかりもみこんで味を染み渡らせておく。卵は2個ともボウルに入れて塩ひとつまみと一緒に溶き、かつお出汁を50cc用意。下準備はこれで終わりだ。

ちみどんどん「豆腐」

次に調理。ラード大さじ1半をフライパンに入れて、豆腐をひと口大にちぎって入れ、塩を軽く振り、全体に中火で焼き色をつけていく。

ちむどんどん「ゴーヤ」

ちむどんどん「蒸し焼き」

そこに、ゴーヤと豚バラ肉を投入し、さっと火を通す。すぐにかつお出汁を入れ、弱火にして1分ほど蒸し焼きに。1分後、卵を入れてある程度固まったら全体を軽く混ぜて完成だ。

ゴーヤチャンプルーを作るのは、小学校の調理実習以来だったが、それほど苦戦せずに作れた。早速、完成した料理を食べた。

ちむどんどん「ゴーヤチャンプルー」

…おいしい。味付けは塩と出汁のみとシンプルだが、塩気の効いた豚肉とほどよく苦みのあるゴーヤの相性が抜群だ。今回は即席で豚バラに塩を振ったが、きちんと漬け込んだ肉ならさらにおいしくなったかもしれない。

実は、記者はゴーヤはあまり得意ではない(むしろ嫌いな部類に入る)が、それぞれの材料に味の個性がしっかりあるため苦みも気にならずに食べることができた。

ゴーヤに苦手意識がある人も、この「ちむどんめし」は試してみてもいいかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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