10歳女児がいじめを苦に自殺 教師も加担した「くさい」の暴言も要因か
「くさいぞ、風呂に入れ」と言われた女児。教師もいじめに加担していたようだ。
教え子たちと一緒になって、先生まで…。児童の気持ちを踏みにじっていた教師がいたこと、その後に児童が自殺していたことを、『New York Post』などのアメリカのメディアが伝えている。
■自殺した女児
アメリカ・ユタ州の小学校に通っていた女の子(10)が、昨年11月に自殺するという出来事があった。
自閉スペクトラム症だった女の子は、友達に黒人を差別する呼ばれ方をされるなどし、苦しんでいたようだ。「くさい」と言われたこともあったが、そういう発言で女の子を苦しめたのは、友達だけではなかったという。
■教師まで女児に暴言
自殺までの経緯を調査した当局は、女の子が同級生に「頭を洗ったほうがいい」と言われ、ショックを受けていた事実を突き止めた。
また教師のひとりも、女の子に「くさい」「シャワーを浴びたのか」と告げていたことが明らかに。その頃から女の子は体臭などを気にするようになり、登校前には欠かさずデオドラントスプレーを使うようになったという。
それでも立ち直ることができず、女の子は自殺。母親たち家族は、突然の出来事に大変なショックを受けた。