犯罪被害者が通報し「ピザ」を注文 オペレーターの機転で容疑者逮捕に成功
オペレーターがピンチに気づかなければ、最悪な結果になっていた可能性も…。
■容疑者の身柄を確保
警察は女性のいる場所を特定し、現場に急行。女性と一緒にいた40歳の男を逮捕し、署へ連行した。女性がどのような被害を受けていたのか、また男とどのような関係にあったのかなど、詳細は今のところ報じられていない。
この件を警察がSNSで発表したところ、多くの人々が「さすがプロ」と絶賛。ツイッターなどにも「オペレーターがすばらしい」といったコメントが多数書き込まれている。
■危険な目にあったら
現地警察は、「可能であれば(通報時に)オペレーターにしっかり事情を説明して」とツイート。話すことが困難な場合には、咳をする、電話に鍵を当てて音を出すといった応答の仕方を警察が指示することがあると明かした。
犯人が近くにおり、逃げることも通報することも難しい。そんな時に電話で出前を頼むふりをする、また近くの店に入り店員に救いを求めるなどするケースが、過去にやはり報じられた。
たとえ危険な状況に置かれても、冷静な判断と工夫でピンチを脱することができるかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)