犯罪被害者が通報し「ピザ」を注文 オペレーターの機転で容疑者逮捕に成功
オペレーターがピンチに気づかなければ、最悪な結果になっていた可能性も…。
危険な状況に陥り困っていても、近くに犯人がおり通報が困難な場合がある。しかしある女性が思い切って警察に電話をかけたこと、またオペレーターが機転を利かせ女性を救っていたことを、『Daily Mail』などイギリスのメディアが伝えている。
■通報した女性
イギリス・ヨーク出身の女性がある男とバスで移動中に、警察に通報。「ピザを注文したいのですが」と話し、緊急通報用電話のオペレーターを驚かせた。
オペレーターは、戸惑いながらも「いたずら電話ではない可能性がある」と察し、女性が救いを求めているかもしれないと考え、真相を確かめようとした。
■うまく情報を集め捜査開始
オペレーターが「困っておられるのですか」と質問したところ、女性は「はい」と返答。それを聞いたオペレーターは「Yes」と「No」だけで答えることができる質問を連発し、その答えから女性の置かれた状況を把握しようと試みた。
その結果、女性が連れの男を恐れていると判明。警察はすぐさまトラッキングデータを確認し、ふたりの居場所を突き止める作業を進めた。