ひろゆき氏、特定少年の実名公表に持論 「なんでこんなに揉めてるんだろう」
ひろゆき氏が、特定少年の実名報道に対して持論を展開。「成人だと出す。シンプルなルールでいい」と話した。
8日、2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が『アベプラ』に出演。4月1日から改正少年法が施行され、同日に初めて実名報道があった。ひろゆき氏はこの実名報道について、自身の考えを述べた。
■施行後初めての「特定少年」の実名公表
甲府市で去年10月に住宅が全焼し、夫婦が殺害された事件で、検察は19歳の少年を起訴。検察が実名を公表した。改正少年法で18歳と19歳の一部は、「特定少年」として実名報道が可能となった。検察が実名を公表するのは今月1日の施行後、今回が初めてとなる。
特定少年として実名が公表されるのは、「重大事案で社会に与える影響が深刻」と判断された場合のみとなっている。
■ネットでは反対の声も
実際に実名の報道をするかはメディアの判断に委ねられるが、今回の事件では、地上波のテレビ局や新聞といった大手マスメディアのほぼ全てが実名公表に踏み切った。
このことについて、ネットでは、「凶悪犯罪なら、年齢に関係なく実名報道すべき」「18歳からもう成人だから実名報道は当たり前」と肯定的な意見も見られるが、「更生の足かせになり、社会復帰が難しくなる」といった反対も寄せられている。
■「なんでこんなに揉めているんだろう」
ひろゆき氏は、「社会復帰が難しいかどうかは20歳以上も一緒なので、成人だと出す、それ以外は出さないっていうシンプルなルールでいいんじゃないかと思う。なんでこんなに揉めているんだろう」と持論を話した。
また、「実名報道することが罰のひとつになり、抑止力としても働く」という意見には「抑止力としての実名報道をメディアが決めるのっておかしくないですか? 罰を与えるかテレビ局などが決めるのはおかしい」と反論している。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)