60歳男が新型コロナワクチンを90回接種 接種証明書を売り金儲けか
ワクチンをこんなに接種し、体への影響はないのか。
ワクチン接種は嫌だが、接種証明書だけは手に入れたい。そう願う人たちを相手に金儲けしていた男について、『ABC News』などの海外メディアが伝えている。
■接種を繰り返した男
ドイツで暮らす男(60)が、ザクセンにある新型コロナウイルスワクチンの接種会場に2日連続で出没。両日とも接種を望んだことがばれて、通報された。
この件で調べを進めた警察は、男が所有していた未使用のワクチンカードを何枚も押収。さっそく捜査を開始し、男がワクチンを望まない多くの人たちに代わって、接種していたことを突き止めた。
■約90回ワクチンを接種か
調べを進めた当局は、男が90回ほど他人の代わりにワクチンを接種した可能性があると公表した。
ドイツでは新型コロナウイルスを信じない人たちがワクチン接種を拒否しているというが、接種証明書については「どうしても手に入れたい」という人が多いのだという。それがあれば多くのレストラン、劇場、プールや職場に行きやすくなるからだ。
男はそういう人たちになりすまして接種し、証明書と引き換えに報酬を得ていた可能性が高い。