サポート必須の児童を抱きしめた女性職員が解雇 裁判所は不当処分と判断
安心させてあげたいと考えて抱きしめたスタッフが、仕事を失った。
■まさかの解雇とその後
頬へのキスについて女性は「事実ではない」と断固として否定したが、抱きしめたことを認めたため解雇は免れなかった。
理由があったにも関わらず解雇された同ケースについては裁判所が介入し、不当解雇だったと判断。雇用側から女性への7,000ポンド(約112万円)の支払いを命じたと伝えられた。
■世間の反応は…?
この件にはさまざまな意見があがっているが、「取り乱した人を抱きしめるのは人間の本能」「自分の子供がパニックになったら誰かに慰めてほしい」と女性の行動を擁護するものが目立った。
その一方で、「もしスタッフが女性ではなく男性だったら、有罪になっていたのではないか」という声もある。
サポートが必要な子供を支えるべく愛情深く接していた女性だが、このような場合どう対処すべきかについては、雇用者や保護者と事前に協議しておくべきだったのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)