山下智久『正直不動産』の”木下ほうかシーン”全カット… 視聴者の「意外な反応」
山下智久の主演ドラマ『正直不動産』。初回放送では、「形跡が完全に消えてた」という声も…。
5日、山下智久主演のドラマ『正直不動産』(NHK)が放送された。出演者の木下ほうかが降板になり、彼の出演シーンが全カットになる騒動もあったが、編集されたドラマに対して、視聴者からは意外な反応が…。
■独立後初の地上波ドラマ
『正直不動産』は、山下演じる売上ナンバー1を誇る敏腕の不動産営業マンが、地鎮祭で祠(ほこら)を壊してしまったたたりで嘘がつけない体質になり、悪戦苦闘しながらも正直な営業スタイルで客と向き合っていく物語。
山下は2020年にジャニーズ事務所を退所して以降、海外の活動に重点を置いていた。そんな彼が独立後初めて地上波ドラマで主演を務めるとあって、放送前から話題になっていたのが今作だ。
■出演シーンは全カット
しかし前述の通りもう1つ別のことでも話題になってしまった。放送1週間前に、山下の上司役で出演予定だった木下が「性加害」していた疑惑が報じられたのだ。
報道を受けて、木下は降板になり、芸能活動を無期限休止することを発表。NHKは、木下の代役は立てず、出演シーンは全カットして対応した。
■「木下にスポットを当てた話も」
あるテレビ局関係者は、木下のシーンをカットするのには限界があるのではないかと話す。
「原作では、山下さんが木下さんの不正を指摘したり、木下さんが扱う不動産に関する話など彼にスポットを当てた話も多いです。ある意味、物語のキーマンになる役柄だったので、今後ストーリーの変更も必要になるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)。
ただ、初回を見る限りでは、山下が働く不動産屋のスタッフが集まるシーンもあったが、木下の不在が目立つことはなかった。
■「形跡が完全に消えてた」
ネット上でも、「木下ほうかの形跡が完全に消えてて笑った」「準主役みたいだったけど何の違和感もなくておもしろかった」「上司は草刈正雄とシソンヌ長谷川でバランス取れてた」「木下ほうかが入るとスカッとジャパンに寄っちゃってたかも…」など、編集に違和感を持つ人は少なかった。
また、「山Pの上半身裸のシーンたまらん…」「山Pってあんな演技するんだ。新発見でおもしろい」「普段倍速でスマホいじりながらドラマ見る姉が食い入るように見てた」「チャーミングな部分出してて、心を転がされた」などなど、山下を絶賛する声も多かった。
『正直不動産』の山下は、毒舌で早口にまくし立てる役柄。これまでクールな役を演じることが多かっただけに、いい意味でのギャップがあったのかもしれない。「木下事件」を払拭するほど、新しい顔を見せる山下に今後も注目だ。
・合わせて読みたい→山下智久、主演ドラマ『正直不動産』で「苦戦」を強いられた理由とは…
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)