「トイレットペーパーではなく布でお尻をふく」 米国女性のサステナブルな提案が話題

女性のその試みのきっかけは、多くがトイレットペーパーの買い占めに走ったロックダウンだった。

トイレットペーパー・買い占め

モノを無駄にしない暮らし方を心がけなければならない時代になっているが、それでも減らすのが難しいと言われるのがトイレットペーパーの使用量だ。そんな中、「私は布を使っている」という女性が現れた。

『Metro』『MediaAssistants』などが報じ、これは試す価値がありそうだと話題になっている。


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■ロックダウンがきっかけで…

「お尻は布でふけばいいんです。すぐに慣れますよ」。そんな興味深い話題を提供したのは、7人の子供を育ててきたというアメリカのジェイム・ジャネルさんだ。

試みるきっかけとなったのは、なんと新型コロナウイルスの感染拡大で経験したロックダウン。多くの人が買い占め行為に走り、トイレットペーパーをかなり節約しなければならない状況に陥ったことだったという。

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■布とビデで対処

背に腹は代えられないと、肌にやさしそうな不要な布でお尻をふくことにしたジェイムさん一家。同時に、トイレにビデ噴霧器を備え付け、お尻の汚れを十分に洗い流すことにしてみた。

布は再利用も可能で地球環境にもやさしい。ジェイムさんは不要な衣類、寝具やタオルなどを適当なサイズにカットし、トイレに設置したカゴにどんどん入れていったそうだ。

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■ウォシュレットを設置

ジェイムさんは使用後の布を捨てず、週に1~2回、高温のお湯で洗濯し、水ですすいでいる。高温のお湯が使えない洗濯機の場合は、殺菌剤を入れたぬるま湯にしばらく浸けておく方法がおすすめだという。

また、ジェイムさんやファミリーはビデの素晴らしさにも感動。今では家庭のトイレにドライヤー機能も付いたウォッシュレットがある。「汚れはそれで流しておくため、使用後の布をためてもバスルームが臭うことはありません」とも話している。


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■無駄のない暮らし方を

コーヒーカップからストローまで、世の中は今、いかに無駄やゴミを少なくするかが大きなテーマとなっているが、「わが家は昨年、トイレットペーパーを来客用に2パック購入しただけです」とジェイムさんは話す。

彼女のそうした試みに、世間からは「先進国は紙を無駄にしすぎ。地球環境保護のためにも大切にしなければ」「海外には昔からビデを使っていた国がいくつもある」「これぞサステナブルな暮らし方」と称賛の声が相次いでいる。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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