がれきの中で「戦場の結婚式」を敢行 ウクライナの不屈カップルが話題に
明日が訪れるかどうかわからない戦時下を生きるウクライナのカップルたちが、屈することなく結婚する姿がSNSで話題を集めている。
■結婚を早めたカップルも
ウクライナの市民の自由センターを率いるオレクサンドラ・マトヴィチクさんが、先月ツイッターに投稿した写真には、新婦イェロゥラヴァ・フェドーラスさんが軍服に身を包んだ新郎にキスする姿が映っていた。新郎は国土防衛の任務に就き、新婦はボランティアに参加しているのだという。
イェロゥスラヴァさんは4月29日に結婚することを夢見てきた。しかし、「戦時下では、明日が来るかわからないから…」という理由でこれ以上待つ意味がないと予定を早め、先月結婚したそうだ。
本来であれば多くの人々の祝福を受けて行われたであろうウクライナ人カップルたちが、落ち着いた新婚生活を送ることができるよう、一刻も早い停戦が望まれる。
■がれきに囲まれた「戦場の結婚式」
Wedding in a city under constant shelling be like this: a photo zone against the background of a destroyed historical building and a bombarded city center, a ceremony in the subway. This is a strong message to the world – Kharkiv is resisting and living. pic.twitter.com/4PtGw0IRqJ
— Maria Avdeeva (@maria_avdv) April 3, 2022
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)