火災から命がけで妻を守った男性 全身に大やけど負い死亡
愛する妻を死なせたくない。その一心で、夫は激痛に耐えた。
■夫の最期と妻の状態
夫はその後しばらく病院で治療を受けたが回復せず、9日後の午前中に息を引き取った。
妻もやけどがひどく、まだ話すことすらままならない状態だ。ただ意識だけはしっかりしておりうなずくこともできるが、最愛の夫の死については今も聞かされていない。
■家族の願い
妻の姉はメディアの取材に応じ、夫婦について「とても幸せなカップルでした」「残念な結果になりましたが、妹が彼の愛に支えられ幸せになることを願っています」と話した。
なお夫婦は複数の家族と同じアパートで生活していたが、火が出たのは夫婦の部屋だけだったようだ。火災が発生した原因については不明だが、他にけが人や死者は出なかったと伝えられた。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)